その他の設定

フォルダ設定

メイン画面上部のフォルダ詳細ビューには、選択中のフォルダの情報が表示されます。

環境設定

環境設定画面では、アプリケーション全体の環境設定を行います。環境設定画面を開くにはSettingボタンから「環境設定」を選択します。

物理量の管理

Sigmaにおける物理量は「名称」と「単位」からなる概念で、レコードは必ずいずれかの物理量に紐づいています。 物理量管理画面で任意の物理量の追加・削除・編集を行います。 物理量管理画面を開くにはSettingボタンから「物理量管理」を選択します。

物理量管理画面で項目をダブルクリックするか、追加ボタンまたは編集ボタンをクリックすると、物理量追加・編集ダイアログが表示されます。

  1. 選択時に表示/非表示チェックボックス
  2. データ読み込み時やレコード情報編集時に物理量の選択肢として表示するかどうかを設定します。
  3. 上付き文字ボタン
  4. 単位として入力した文字列のうち、上付き文字にしたい文字を選択した状態でボタンを押します。(数字のみ対応)

軸受データの管理

フォルダの測定対象種別として軸受を選択する際に必要となる、軸受の型式と仕様を登録します。 現在のバージョン(1.10.0)ではEDPを計算する場合のみ必要となります。 ツールバーのSettingボタンから 「軸受データ管理」を選択し、軸受データ管理画面を開きます。

基本回転周波数は任意の数値で問題ありませんが、 その他の項目は基本周波数を軸回転周波数とした場合の数値を入力します。 例えば基本周波数に1000と入力した場合、軸回転周波数が1000rpmの時における「外輪に対する転動体通過周波数」などを入力します。 EDPの計算時など、軸受の特徴周波数情報が使用される際は、 レコードに付与された測定対象の回転数情報(RPM)により、自動的にそのRPMの場合における特徴周波数に変換され、使用されます。

全てのデータの管理

Sigmaに保存されている信号データを含む全てのデータのバックアップ、保存場所の移動、読み込み等を行います。 なお全てのデータは「SigmaData」というフォルダ(以下データフォルダと呼ぶ)内に保存されています。
ツールバーのSettingボタンから 高度な設定 -> データフォルダ設定を選択します。


プロキシの設定

Sigmaではライセンス認証・解除、ソフトウェアアップデートにネットワーク通信を使用します。 通常、ネットワーク通信のために特別な設定は必要ありませんが、企業内ネットワークからの通信に失敗する場合等は、ファイアウォールとして使用されているプロキシサーバー設定の自動取得に失敗している可能性があります。 この場合、ファイアウォールとして使用されているプロキシサーバーのアドレスとポート番号を直接入力することで問題が解決する場合があります。 プロキシの設定を変更するにはツールバーのSettingボタンから「高度な設定」->「プロキシ設定」を選択します。

キャッシュの管理

特徴量計算、AIモデル計算等の際、内部で計算結果がキャッシュされ、再利用される場合があります。通常変更する必要はありませんが、キャッシュの管理画面でキャッシュのクリア、及びキャッシュサイズの変更を行うことが出来ます。 キャッシュの管理画面を開くには、ツールバーのSettingボタンから「高度な設定」 ->「 計算結果のキャッシュ」を選択します。

メモリサイズの変更

Sigmaを使用中、波形・FFT・スペクトログラムが表示されない、といった症状が現れる場合、メモリが不足していると考えられます。 この場合、Sigmaが使用するメモリサイズを増やすことで、問題が解決する場合があります。Sigmaが使用するメモリサイズを変更する手順は以下の通りです。

  1. Sigmaが起動していれば終了する。
  2. 設定ファイル「C:\IIU Sigma\app\Sigma.cfg」をメモ帳などで開く。
  3. 設定ファイル内、[JVMOptions]の -Xms, -Xmxの数値を、割り当てたいメモリ容量の数値に変更する。
  4. 設定ファイルを保存して閉じる
  5. Sigmaを起動する
    ここでSigmaが起動しなかった場合、PCが指定容量のメモリを確保できなかったことを意味します。 もう一度設定ファイルを開き、割り当て量を減らして起動を試してください。
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