Sigmaのモニタリング機能は、データロガー等と連携し、取得データの信号表示・しきい値判定・信号保存等が可能です。 モニタリング機能を使用するには以下の2通りの方法があります。※それぞれの機能を使用するためのライセンスが必要です。
マクニカ製Senspiderは複数チャンネルのデータロガーで、 Sigmaと直接連携することができます。Sigmaにより生波形・FFT・スペクトログラムのリアルタイム表示・しきい値判定が可能で、データを直接Sigma内に保存することが出来ます。
任意のデータロガーが出力するテキストファイルを随時読み込み、波形表示・判定結果表示・信号保存等を行う機能です。詳細はファイル監視をご覧ください。
Senspiderモジュールを使用するには、追加コンポーネントをインストールする必要があります。以下の手順に従って追加コンポーネントをインストールして下さい。
以上で準備は完了です。
Sigma 1.18.0以上は、旧バージョンのSenspiderとは互換性がありません。 旧バージョンのSenspiderを使用する場合、こちらから Sigma 1.17.3とSenspiderモジュール1.0.0.0をダウンロードしてください。
ツールバーのMonitorボタンを押しモニタリング画面を開きます。
ボタンを押してONにするとモニタリングが開始され、リアルタイムで波形が表示されます。停止するにはもう一度ボタンを押してOFFにします。 ハードウェアトリガによりSenspiderでモニタリングの開始・停止が行われる場合、ONにすることでトリガー待ちの状態になります。
レコード保存ボタンがONの状態でモニタリングを行うと、レコードがSigma内に保存されます。 レコード保存ボタンを押しただけではモニタリングは開始されません。
接続したSenspiderごとに、以下のいずれかの状態が表示されます。「未接続・接続済み・モニタリング中・トリガー待ち・保存中」
ファイル監視機能の詳細はファイル監視をご覧ください。
モニタリングのための基本設定及びアラートの設定を行います。
各チャンネルの直近の1秒間分の信号が表示されます。信号は生波形・FFT・スペクトルグラムのうちボタン14で選択されたものが表示されます。 またボタン7が押されている場合、メイン特徴量のトレンドが表示されます。
サムネイルビューをメイン特徴量のトレンド表示に切り替えます。トレンドが表示される条件はトレンドビューをご覧ください。
ONにすると各チャンネルが一定時間おきに順に選択され、メイングラフビューに表示されます。
サムネイルビューで選択されているチャンネルの直近の1秒間分の信号が表示されます。
トレンドボタン(ボタン14)を押している場合に表示されます。サムネイルビューで選択されているチャンネルのメイン特徴量のトレンドを表示します。トレンドが表示される条件はトレンドビューをご覧ください。
メイングラフビューとトレンドビューの表示範囲をリセットします。該当チャンネルに表示範囲設定がある場合、設定値にリセットされ、 それ以外の場合グラフの内容から自動的に範囲が決定されます。
マウスを使用してグラフ範囲を拡大・縮小する際の挙動のタイプを切り替えます。詳しくは表示範囲の変更をご覧ください。
ONにするとトレンドビューに選択中チャンネルのメイン特徴量のトレンドが表示されます。トレンドが表示される条件はトレンドビューをご覧ください。
各チャンネルのしきい値判定結果とアラートが表示されます。詳しくは、しきい値と判定結果の表示をご覧ください。
Senspiderごとのレコード保存状況が表示されます。
選択中のチャンネル、または全チャンネルのグラフの表示範囲を設定します。
保存するレコードに識別用の文字列を指定します。
しきい値判定とアラート設定に基づくアラートの記録が表示されます。
STARTボタンを押す度にモニタリングのON/OFFが切り替わります。 ONにすると、Senspiderのデータ取得が開始され、信号ビューにリアルタイム信号が表示されます。
SAVEボタンがONの状態でモニタリングを行うと、データが保存されます。 ※SAVEボタンのみ押された状態で、STARTボタンが押されていない場合データは保存されません。
STARTボタンをONにすることで、トリガー待ちの状態になります。この状態でSenspiderのロギングが開始されると、モニタリング状態となり信号ビューにリアルタイム信号が表示されます。 ※STARTボタンを押していない場合、Senspiderでロギングが開始されてもSigmaにはデータは送信されません。
STARTボタンとSAVEボタンを共にONにしておくことで、Senspiderのロギングが開始された際、信号ビューにリアルタイム信号が表示されると共に、データが保存されます。
基本設定を行うにはSETTINGボタンを押し、「基本設定」を選択し、モニタリング設定一覧画面を開きます。
モニタリング設定の新規作成、編集、削除を行います。
作成済みのモニタリング設定の一覧が表示されます。(最大20個)
設定の追加または編集ボタンを押すと、モニタリング設定編集画面が開きます。
Senspiderを使用する場合「Senspider」、ファイル監視を使用する場合「ファイル」にチェックを入れます。両者を併用することも可能です。 ファイル監視にチェックを入れると、ファイル監視タブが選択可能になり、ファイル監視に関する設定が可能になります。詳しくはファイル監視をご覧ください。
回数を指定すると、保存回数が指定回数に達した時に自動的にデータ保存が停止されます。
データ保存時、データは常にSigma内にバイナリ形式で保存されますが、オプションで特徴量と判定結果・生波形・FFTをCSV形式のテキストファイルとして出力することが出来ます。 詳しくはテキスト出力機能をご覧ください。
接続するSenspiderの名称・ポートを設定します。Senpiderに設定された情報に従って入力してください。 各項目は、テーブル内をクリックすることで直接変更できます。 テーブルにSenspiderを追加するには追加ボタンを押します。 テーブルからSenspiderを削除するには削除ボタンを押します。
Senspiderはソフトウェア上5台まで追加できますが、実際に処理可能な台数はPCのスペックに依存します。
Senspiderテーブルで選択したSenspiderに対する収録設定。
連続でデータを保存したい場合、サンプリング時間と保存間隔を同じ値に設定して下さい。例:サンプリング時間10秒:保存間隔10秒 → 10秒分のデータを1レコードとして、休みなくデータが保存される。
Senspiderのトリガーを使用する場合、保存間隔は指定できず、必ず連続収録設定になります。
Senspiderとの通信に関わる各種設定項目です。通常は変更する必要はありません。詳細はSenspiderのマニュアルをご参照下さい。
Senspiderテーブルで選択したSenspiderに紐づくチャンネルの一覧が表示されます。 任意の行をダブルクリックすることで、各チャンネルの設定画面が開きます。
チャンネル設定一覧テーブルで任意の行(チャンネル)を選択し、編集ボタンを押すと、チャンネル設定編集画面が開きます。 複数のチャンネルを選択した状態でボタンを押すと、複数チャンネルの一括編集が可能です。
チャンネルの使用・不使用は、テーブル内のチェックボックスで直接変更することが出来ます。
SenspiderからSigmaに入力されるデータの数値を物理量に変換するための設定です。以下の2種類の方法から選択出来ます。
センサ種別と、それに伴う必要最低限の情報を選択するだけで簡単に設定することが出来ます。通常はこちらの設定方法がおすすめです。センサ種別は以下のとおりです。
振動加速度計の感度 mV/(m/s2) と、Senspiderのゲイン設定を選択することで、適切な変換係数が設定されます。
感度・ゲイン等の設定なしに、適切な変換係数が設定されます。
センサの物理量及び、センサ感度を設定することで、適切な変換係数が設定されます。 センサ感度の指定方法は以下の2通りがありあます。 4-20mA出力のセンサのように、出力電流/電圧にオフセットがある場合「対応する数値範囲で指定」を使用してください。
SenspiderからSigmaに入力されるデータの数値をX、物理量をYとして、Y = aX + b のaとbの値を設定します。正しく設定するにはSenspiderで使用しているインターフェースカード、センサ感度、16bit整数値の範囲、ゲイン等について理解している必要があります。 通常はこの方法で設定する必要はありません。
サムネイルビュー、信号ビューへの表示、閾値判定に使用される特徴量。 プリセット特徴量の他、ユーザー定義特徴量を選択することも出来ます。ただし選択可能なのは、レコード付随情報として登録されたユーザー定義特徴量のみです。
レコードを保存するSigma内フォルダ
保存先フォルダに適用されているしきい値設定のうち、対象物理量・特徴量がこのチャンネルの物理量・メイン特徴量と一致するものが適用されます。 「設定」ボタンを押すと、現在選択されている保存先フォルダに対ししきい値の割り当てを行うことが出来ます。しきい値設定についての詳細はしきい値を御覧ください。
モニタリング中、信号ビューには選択中のチャンネルの最新の1秒間分のデータが随時更新されて表示されます。 これはデータ保存をしている場合も同様で、例えば10秒間分のデータを保存している場合も、信号ビューに表示されるのは最新の1秒間分のデータのみです。
グラフの拡大・縮小・並行移動等の操作は、通常の信号ビューの操作と同様です。詳しくは信号ビューの操作をご覧ください
トレンドボタンをONにすると、チャンネルのメイン特徴量のトレンドが、信号ビューの下に表示されます。
トレンドは、Sigma内に保存されたレコードの特徴量を使用して描画されます。よって、データを保存しておらず、 モニタリングを行っただけではトレンドは表示されません。トレンドに使用されるレコードの条件の詳細は以下のとおりです。 チャンネルの保存先フォルダ(Sigma内)に格納されているレコードのうち、
計算された特徴量に対し、しきい値を適用して判定結果を表示することが出来ます。 しきい値はSigma内のフォルダに対して設定します。(しきい値の設定の詳細はしきい値を御覧ください。) チャンネルの保存先フォルダに有効なしきい値設定が割り当てられていれば、 判定結果がサムネイルビュー・信号ビュー・プロパティビューの状態サマリーに表示される他、しきい値設定がトレンドビューの背景に反映されます。
判定結果は直近の1秒間分のデータを使用して計算されます。
判定結果表示例
サムネイルビュー及びメイングラフビューに色のついた〇で示された判定結果(図中1,2)は、直近の1秒間のデータを用いたリアルタイムの判定結果です。 これに対し状態サマリーに表示されている判定結果(図中3)は、「アラート設定」で指定した「しきい値判定タイミング」ごとの判定結果です。アラートの発報は図中3の判定結果に基づいて行われます。アラート機能の詳細はアラート機能をご覧ください。
しきい値判定結果に基づき、メールや警報音によるアラートを発報することが出来ます。アラートの設定を行うにはモニタリング画面のSETTINGボタンを押し、「アラート設定」を選択してください。アラート設定は全モニタリング設定で使用される、アプリケーションに1つの設定です。
しきい値判定のタイミングを、リアルタイム(1秒ごと)またはレコード保存ごとから選択します。レコード保存ごとを選択した場合、モニタリング設定で指定したレコード保存間隔おきに、サンプリング時間分のデータを使用して特徴量が計算され、状態が判定されます。 この場合、レコードの保存を行っていない(SAVEボタンを押していない)状態では判定は行われませんのでご注意下さい。
しきい値判定タイミングごとの判定結果は状態サマリーに表示され、アラートはこの判定結果に基づき発報されます。
サムネイルビューやメイングラフビューに色付きの〇で表示される判定結果は、アラート設定によらず常にリアルタイム(直近の1秒間)の判定結果であり、アラートの発報には使用されません。
いずれかのチャンネルで、しきい値判定結果が指定回数連続で異常だった場合、アラートが発報されます。
チェックを入れた方法でアラートが発報されます。警告音とメールを併用することも可能です。 それぞれのテストボタンで、試験的に警告音を鳴らしたり、テストメールを送信することが出来ます。(テストメールを送信するには予め通知先アドレス欄に メールアドレスを入力しておく必要があります。)
いずれかのチャンネルで連続異常値が検出されると、アラート発報状態となり、状態サマリー上部(下図中1)が赤く点滅します。 警告音を使用している場合、警告音が鳴り続けます。メールによる通知を使用している場合、アラート発報状態に入った時点でメールが送信され、 以降は別のチャンネルで連続異常値が検出されれば再びメールが送信されます。アラート状態を解除するには、リセットボタン(下図中3)を押します。
モニタリング設定で指定した保存間隔でSigma内にレコードを保存するのと同時に、各種テキストファイルを書き出すことが出来ます。テキスト出力の設定を行うにはテキスト出力設定ボタンを押し、テキスト出力設定画面を開きます。
出力可能なテキストファイルの種類は以下の3種類で、それぞれのテキストファイルは使用中の全チャンネルの情報を含みます。
Senspiderごとのフォルダ名は、1台目「ssp0」2台目「ssp1」...などとなります。
テキストファイル種類ごとのサブフォルダ名及びファイル名の例は以下のとおりです。ファイル名は測定日時とテキストファイルの種類を表す文字列(stat, raw, fft)で構成され、 異なるテキストファイル種類間で同一のレコード保存時の出力であるかどうかは、ファイル名の測定日時部分により識別することが出来ます。
サブフォルダ名 | ファイル名(例) | |
メイン特徴量と判定結果 | stat | 2019_09_09_16_45_30_stat.csv |
生波形 | raw | 2019_09_09_16_45_30_raw.csv |
周波数スペクトルデータ | fft | 2019_09_09_16_45_30_fft.csv |
テキストの種類ごとに、出力する条件を指定することが出来ます。条件は以下の4種類から選択出来ます。
条件2または3の場合、しきい値が割り当てられているチャンネルのうち、いずれかのチャンネルが条件を満たした場合にテキストファイルが出力されます。
表示範囲を数値で指定するには、プロパティビュー内の表示範囲設定で数値を入力し、SETボタンを押します。 「全チャンネル共通」チェックボックスをチェックした状態でSETボタンを押すと、全てのチャンネルに入力表示範囲が適用されます。
プロパティビュー内のタグに文字列を入力した状態でレコードを保存すると、入力した文字列がそのレコードのタグとして記録されます。
アラート設定で指定した連続異常値がいずれかのチャンネルで検出された場合、プロパティ―ビューのログに記録されます。
Senspider側に必要な設定については、Senspiderのマニュアルを御覧ください。デプロイ後はSigmaとSenspiderの連携は必須ではありません。
Sigma De Pyに関する各種設定を行うには、モニタリング画面のSettingボタンを押し、「Sigma De Py設定」を選択します。
Sigma De Py 設定を追加します。以下の2通りの追加方法があります。
一般的な初期値が入力された状態で作成されます。
既存のモニタリング設定の値を反映した状態で作成されます。 元となったモニタリング設定と作成されたSigmaDePy設定は個別の設定であり、連動して値が変更されることはありません。
選択した定義済みの設定を編集します。設定一覧中の任意の項目をダブルクリックすることでも編集画面を開くことができます。
Sigma De Py設定一覧画面から、設定の追加または編集ボタンを押すと、設定編集画面が開きます。
チェックが入っている場合(デフォルト)、Senspider内での計算負荷が高いと判定された際にデプロイを実行するかどうかの確認ダイアログを表示します。 計算の負荷は、使用チャンネル数、特徴量数、特徴量の定義内容に依存します。
1つのSigma De Py設定内で、複数のSenspiderに対するデプロイ設定を定義することができます。 Senspider名は任意です。
以下の全ての項目はSenspiderに設定した値と同一にする必要があります。
Senspider一覧テーブルで選択されたSenspiderの、各チャンネルの設定が表示されます。 チェックの入ったチャンネルのみが使用されます。 チェックボックスはクリックすることで直接変更することができます。 各チャンネルの設定を編集するには、任意のチャンネルの行をダブルクリックするか、任意のチャンネルの行を選択した状態で 編集ボタンを押します。複数のチャンネルを選択した状態で編集ボタンを押すと、複数チャンネルの一括編集モードになります。
Senspiderで取得される生値を物理量へ変換するための情報を設定します。 モニタリング設定におけるものと同様のため、詳細はモニタリング設定のチャンネル設定を御覧ください。
複数の特徴量としきい値を設定した場合に使用される、総合的な判定方法を指定します。 各特徴量における判定結果のうち、最も正常側を採用するか、最も異常側を採用するかを選択可能です。
このチャンネルで計算する特徴量およびしきい値の組み合わせを複数定義することができます。 設定の追加ボタンで設定を追加し、テーブル内の各項目をクリックすることで、特徴量やしきい値を選択することができます。 特徴量は、プリセットの特徴量だけでなく、ユーザーが定義した特徴量も選択可能です。(しきい値も同様)
しきい値は特定の物理量と特徴量の組み合わせを対象として定義されるため、 選択可能なしきい値は、チャンネルに設定している物理量と、対象とする特徴量の組み合わせに適合するもののみに限定されます。
ファイル監視は、任意のデータロガー等が出力するテキストファイルを、Sigmaが随時読み込み表示・保存する機能です。
ファイル監視を行うには、ファイル監視モジュール対応のライセンスが必要です。 ファイル監視モジュール対応ライセンスをお持ちの場合、以下の操作によりファイル監視機能が使用可能になります。
Sigmaを起動し、「Infoボタン」 >「有効モジュールの更新」を選択します。サーバー上のライセンス情報に応じて、ファイル監視モジュールが使用可能な状態になります。(USBドングルを使用している場合、この操作は必要ありません)
ツールバーのMonitorボタンを押しモニタリング画面を開きます。 モニタリング画面はSenspiderモジュールと共通のため、画面の機能の詳細についてはSenspiderモジュールの項目をご覧ください。
ファイル監視を行うには、まずファイル監視用のモニタリング設定を作成する必要があります。 設定を作成するにはSETTINGボタンを押してモニタリング設定一覧画面を開き、新規設定追加ボタンを押します。
ここで指定したフォルダに新たに出力されたテキストファイルが、Sigmaへの読み込み対象となります。 指定フォルダより下階層のフォルダ全てを対象にしたい場合、モニタリング設定画面の「指定フォルダより下階層のフォルダ全てを監視する」チェックボックスをONにします。
監視先フォルダに出力されたファイルのうち、ここで指定した文字列をファイル名に含むファイルのみが、読み込み対象となります。 空欄の場合、監視先フォルダに新たに出力されたファイル全てが読み込み対象となります。
テキストファイルをどのように読み込むかを指定します。 「一般テキスト形式(簡易)」またはユーザーが予め定義したカスタム読み込み設定から選択することが出来ます。 サンプリングレート、チャンネルごとの物理量・変換係数などは、ここで指定した読み込み設定により決定します。 テキスト読み込み設定の詳細およびカスタム読み込み設定の作成法については一般テキストデータの読み込みをご覧ください。
「一般テキスト形式(簡易)」を選択した場合、物理量とサンプリングレートをここで指定する必要があります。カスタム設定を選択した場合、設定内の物理量とサンプリングレートが使用されます。
「一般テキスト形式(簡易)」を選択した場合、または「”全チャンネル共通”がONのカスタム設定」を選択した場合、何チャンネル分まで読み込むかをここで指定する必要があります。 「”個別チャンネル”がONのカスタム設定」を選択した場合、設定から自動的にチャンネル数が決定します。
OKを押すと、読み込むチャンネル数分のファイル監視チャンネルが追加されます。
ファイル監視チャンネルはSenspiderチャンネルと同様、それぞれ「メイン特徴量」「保存先フォルダ」「グラフの描画色」等を個別に指定することが出来ます。 これらの項目を編集するには、任意のファイル監視チャンネルをダブルクリックするか、任意のファイル監視チャンネルを選択した状態で編集ボタンを押し、チャンネル設定画面を開きます。
※Senspiderのチャンネル設定と異なり、物理量および変換係数はテキスト読み込み設定により決定するため、ここでは変更できません。 これらの項目を変更したい場合、追加されたファイル監視チャンネルを削除ボタンで削除し、改めてファイル監視チャンネルの追加を行い、適切な読み込み設定を選択してください。
異なる監視先フォルダを追加したい場合や、同じフォルダでもファイル名によって異なる読み込み設定を適用したい場合、再びファイル監視チャンネル追加ボタン を押し、ファイル監視チャンネルを追加します。 (※すでに登録されているファイル監視チャンネルと、「監視先フォルダとファイル名フィルタの組み合わせ」が重複するような設定は追加できません。)下図は計3回のファイル監視チャンネル追加を行った場合の例で、 それぞれのチャンネルと読み込み対象となるファイルの関係を図示したものです。
ファイル監視を開始するにはファイル監視スタートボタンをONの状態にします。
ファイル監視スタートボタンをOFFの状態にすると、ファイル監視が停止します。